朝鮮では夫婦別姓であり [朝鮮・夫婦・歴史]

女性は結婚後も姓は変わらない。

これを結婚しても血のつながりがない女性を夫家のメンバーに入れないからだと解釈したのは17世紀以後のことである。

夫婦別姓は中国の影響もあるが、庶民が姓をもつようになる高麗時代の婚姻制度や女性の社会的地位と無関係ではない。

女性の男性への従属は、青銅器・鉄器が伝来し、武具・農具が飛躍的に発達した紀元前4世紀ごろに始まり、建国神話の檀君を始祖とする古朝鮮、高句麗、百済では女性の貞淑が尊重され、妬忌が厳罰の対象となっていたことが史料に見られる。

しかし高句麗の主要な婚姻形態は率婿制婚姻の儀式を妻の家で行った後、夫は妻の家で寄留し、数年後に妻を伴い夫の家に戻る習俗。

婿留婦家とよばれるもので、一定期間の母処婚の名残とみられるが、妻の実家にとどまる期間が長いほど妻の諸権利は認められた。
update:2010年02月24日